クリオ訪問看護・リハビリステーション井芹です。今日は久しぶりにどんよりとした天気ですが、クリオは変わらず元気よく訪問を行なっております。

毎週水曜日は看護ミーティングの日。13時から１時間程度かけてご利用者について情報共有を行います。訪問看護では業務中スタッフはご利用者宅にいることが多いため、必然的にこのような膝を付き合わせて話をする時間が少なくなってしまいます。だからこそクリオではこのミーティングの時間を大切にしております。全員が揃うことはなかなか難しいのですが、たとえ参加者が１人であってもこの時間は大切に残しておきたいと考えております。

私はいつもこのミーティングの側で事務作業を黙々とやっていますが、この時間がとても好きです。ご利用者の今後の方針について各スタッフが意見を出し合います。時には意見が合わずぶつかり合う事もありますが、最終的には必ずチームの方針が決定しています。

人との関わり方に答えはきっとありません。だからこそ、自分の想いを言葉にして発信する事、そして自分とは違う意見を持った他者の意見を柔軟に吸収する事が大切であると思います。そこへ向かう方法が違ったとしても「その方を想う心がそこにあるかどうか」それが一致しているかどうかが大切なんだと思います。この時間はそんな仲間の心を確認し合う大切な時間です。決して業務的ではなく、人を想う、その人生に寄り添おうとするスタッフが、真っ直ぐな目をしてディスカッションするこの光景が僕はとても好きです。