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[脳血管障害後遺症]装具の適合について
先日、在宅では装具をつけたりつけなかったりする方が多いが、つけるならつける、外すなら外すはっきりさせた方が良いと書きました。つけたりつけなかったりは歩行パターンが2パターンできてしまうため、結果的に歩きが上手になりにくかったり、転倒の原因になったりします。装具は足の一部と考えて、移動時には必ず装着することをお勧めします。
退院後の在宅での経過が長いご利用者で装具の適合が悪くなっている方をよく見かけます。
・短下肢装具のベルトがボロボロ
・足首が硬くなり踵が装具の奥まで入ってない
・ふくらはぎが痩せてしまいガバガバになってる
装具は足にフィットして初めて効果が発揮されます。装具の中で足が動き回ってしまうような適合性の悪い状態ですと、装具の効果は得られにくくなります。
最悪、装具と皮膚の接触が生じると傷を作ってしまったり、膝関節痛、股関節痛、腰痛等の原因になったり、転倒原因になったりもしますので適合性が定期的にチェックすることをお勧めします。