BLOGスタッフブログ
環境が与える運動発達への影響#神戸市#訪問看護#小児
現在月に1回出入りさせて頂いている通所の事業所さまで主に重症心身障害児・者のご利用者と関わらせて頂いています。
障害の程度や状態によって介入内容は様々なのですが、いずれもこれまでどのような環境(物的・人的)で生活してきたのかといった部分の聞き取りを大切にしています。
一般的に運動発達遅滞が生じる病気をお持ちのお子様でも、必ずしもその発達の遅れが病気の影響だけで生じているわけではないことがしばしばあります。
病気の影響に加えて様々な環境の要因が影響し、発達の遅れを助長しているケースも少なくありません。つまり、運動発達遅滞自体を改善することは困難であっても、発達の遅れを最小限にとどめるための環境設定が重要になります。
そのためにもこれまでの育った環境に関するより細やかな情報収集を行い、現状の発達段階がどの段階にあるのかといった現在のアセスメントを組み合わせるながら、それらのアセスメントに基づいて環境に落とし込んでいくことが大切です。
訪問看護においてもここ最近小児のご依頼をいただく機会が増えてきました。Ns.PT,OT.STの各専門分野の視点から子供の成長をより力強く支えていくための体制を強化していきたいと思います。