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姿勢のバリエーション#神戸市#訪問看護#小児
小児の訪問看護において姿勢(仰向け、うつ伏せ、横向き等)のバリエーションを増やす関わりを大切にしています。
特にベッド上で臥位が中心になっており自力での寝返り等が困難なケースでは大切になってきます。
姿勢のバリエーションを広げることは様々なメリットがあります。
姿勢のバリエーションを増やす目的
特に、肺炎等に伴う呼吸器症状が出現した場合に、姿勢のバリエーションを準備できていれば排痰肢位の選択肢が広がることに繋がります。
呼吸苦が出ている段階で排痰するために取り慣れていない姿勢を無理に取るのではなく、
普段から意識的に慣れていない姿勢に「慣れる働きかけ」をすることを大切にしています。
どの子にも好む姿勢、苦手な姿勢があります。ですので、段階的に取りたい姿勢に近づけていくことが重要で
クッション等を利用してポジショニングを組んでいきながら、リラックス出来る条件をアセスメントしていきます。
他にも、姿勢によって筋緊張のバランス等が変わるため筋緊張の偏りに伴う側彎予防等においても重要になります。