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東たるみ敬老のつどい#神戸市#垂水区#訪問看護
本日は東垂水小学校で開催された東たるみ敬老の集いイベントにて「10分間で出来る介護予防」をテーマにお話をさせて頂きました。
なぜ10分間か?
現在月に200名程度の地域住民と関わっているのですが、「運動を行っている時間」を尋ねると大半の方が10分間程度であればやっているとの返答があります。
1日24時間。分に変えると1440分。そのうちの10分間で運動効果を出すためには工夫が必要になります
運動の的を絞る
では10分間で何をすればよいか?それは運動の的を絞ることが何よりも大切です。
身体には500以上の筋肉があるのですが、それを全て鍛えようとすると到底10分間では鍛えることは出来ません。
共通して弱りやすい部位がある
重力に抗すための筋肉を抗重力筋と呼びます。
ざっくりと言うと、ふくらはぎ、脛の前側、太ももの前側、お尻、体幹の筋群が抗重力筋です。
500以上ある筋肉のうち弱りやすい筋肉に的を絞ると5か所の筋群まで絞り込むことが出来ます。
10分間で出来る介護予防
予防は丁寧な運動を今期強く継続することが重要です。
また限られた時間の中で運動効果を出すためには、運動の的を絞ることが大切になります。
高齢者の弱りやすい部位を十分理解した上で、その部位を集中的に鍛えることをお勧めします。
またこれは、筋肉だけの話ではなく、加齢変化の特徴を理解することで介護予防の効率は高まります。
地域の皆様の元へ正しい情報をお届けできるようこれからも努力してまいりたいと思います。